金融車を売りに出す人で多いのは経営難の法人で、その他個人や金融車好きのユーザーなどがいます。

 

ネット検索をしてもらえれば、市場では常に多くの金融車が取引されている事を確認して頂けると思います。

 

金融車は市場価格の半分以下になりますし、売却後のトラブルリスクも伴います。
一般的な人であれば、金融車として車を売る感覚が理解できない人も多いと思います。
しかし、現実的に金融車市場は拡大傾向とも言え、常に新しい金融車が市場には登場しています。

 

金融車として売却する人には一体どのような人がいるのかを、それぞれの業界事情も含めて紹介していきます。

 

 

経営難の法人

 

金融車で圧倒的に多いのが法人名義の車です。
中には個人名義ですが、会社の社長や個人事業主のケースなどもあります。

 

会社は経費対策として車をリースやローンで購入している事が多いです。また、事業用資金としての融資は会社勤めの人が銀行や消費者金融からキャッシングするのに比べても審査が厳しく融資が受けづらい事情があります。

 

社長が乗る社用車として高級車を買えるくらいの規模に成長している会社は、毎月の固定費も高く少し売り上げが落ち込むだけで、運転資金が足りなくなってしまうケースも珍しくありません。
こうした際に多いのが、リースやローンで購入した車を担保としての小規模金融業者からの借入です。

 

運転資金に困った経営難の会社は、簡単に倒産させるのではなく、まずは存続させる事で持ち直し、繁盛期の輝きを取り戻す事を目指します。また、事業というのは売上をあげる為には、仕入れや広告・その他販売促進費用で先行投資が必要となる事も多いです。
多少のリスクを背負ってでも資金を調達してギリギリの所で資金を回転させている会社は多いです。

 

こうした事情から、名義変更ができない車は価値が安くなる事を分かっていても、車を担保とした借入を行い、結果的に金融車として引き上げられる車が多いです。

 

 

 

法人名義の金融車はまずは業界人が乗る事が多い

金融車の中でも法人から引き上げ直後の車は、整備もバッチリで、使用者の法人は会社が存続する限りは返済もしようと努力するので、人気の条件となります。こうした車はまずは一定期間は担保融資を行う金融業者の身内の人が乗って、ある程度の期間を経てから、一般の方向けの販売会社で売られている事が多いです。

 

 

 

 

ブラックリストに乗ってしまった個人

 

最近ではカードローンを始め、個人向けの融資サービスは非常に充実していて法律の改正もあり、最大でも年利20%ほどと金利も安くなっています。一般の銀行や消費者金融でお金を借りられる人は、お金に困った時にわざわざ車を担保にしたり、金融車扱いで安い価格で売却する方法は取りません。

 

しかし借金というのは依存性が高いのも特徴で、計画をしっかり立てずに借入を繰り返してしまう人も多く、最終的にはパンクして、キャッシングの返済が遅れてしまったり、開き直ってバックレてしまう人もいます。

 

こういった人は本当にお金に困った時に、過去のキャッシング履歴での問題が発生した事で、ブラックリスト(信用情報の事故情報)に掲載されてしまい、普通の金融機関からは一切新規借入を行う事ができなくなってしまいます。

 

こうしたケースは身内を回るか闇金業者に依頼するしか方法はなく、ブラックリストに載ってしまう人は身内からもお金を借りれない状況になっている事がほとんどです。闇金業者から無担保でお金を借りると法外な金利を請求される事が多く、例え破格に安い条件でも車を担保に入れて借入をする人が多いです。

 

個人で金融車として売却する人のほとんどは、こうした事情から売却・担保融資による担保実行にて金融車として車を売ってしまっています。

 

 

 

 

金融車購入経験があるリピーター

 

見栄をはる人

車というのは乗る人の地位や身分・裕福度を表すステータスでもあります。
高級車に乗っているだけで、例え中古や金融車であっても、それなりの見栄を張る事もできます。
高級車好きの大半の人は見栄っ張りな性格と言っても過言ではないでしょう。

 

こういった安い予算で少しでも新型でグレードの高い車を乗りたがる人というのは金融車に強い興味を持ちます。

 

金融車は一度買ってしまえば、大きなトラブルに巻き込まれない限りリピート率が高いのも特徴です。
金融車は価格が安い事が理由で、愛着を持って大事に乗る人も少なく、金融車の事情によっては長期保有する事がリスクになる事もあります。こうした事情から、金融車を買って少し乗ったら、売却して再び金融車を買う代替えサイクルが短い人も多いです。

 

金融車となってから、短期オーナーが多い車はトラブルが起こった際に話が複雑になる可能性もあるので注意が必要です。